11月20日、秋葉原の中小企業振興公社にて第4回文学フリマが行われました。今年は去年より30団体多い、150以上のサークル・団体が出店。全国から集まったサークル・団体が自ら「文学」と考えるものを売るこのイベントに5時間で約1000人の一般来場者が集まりました。学生もニートもフリーターも勤め人もアクティヴシニアも、作家も批評家も出版社も、文学フリマではノー・ボーダー。
10時40分ごろAと会場入りすると、早くもたくさんの人が並んでいた。人がわらわらしているので落ち着かず、そわそわしながら本を並べる。左の斜向かいが作家の中沢けいさん率いる学生の方々で、逆の斜向かいが去年隣だった幻視社の方々。
12時すぎ、K氏到着。チラシ兼POPを制作してきてくれて、みなで黙々と本につけていく。そのあいだにも目の前にお客様が現れ、サンプルを手にとってぱらぱらめくっている。
見本誌のブースで見てよかったので買います、という方がいる。サイトを見たことがあるからちょっと買ってみますね、という方がいる。見開き2ページの掌編を立ち読みして買ってくださる方もいれば、本の内容や団体についてじっくり訊ねる方もいる。去年の作品について感想を話してくださる方や、銀座のペッパーズでお会いして来てくださった方など、じつにいろんな売れ方をしていき、本当に勉強になる。改めてみなさま、どうもありがとうございます。
14時半すぎ、O氏到着し入れ替わりで休憩。そばをちょっと食べて2階をざっと見る。その後、1階もぐるっと回って、去年お会いしたことがある方に挨拶をする。あまりゆっくり見ている時間がなかったが、気になるブースがいくつかあって何冊か本を買った。LOL(ろる)など。
16時、終了。5時間はあっという間だった。中沢さん率いるブースの方々と合同で銀座にて打ち上げを行うことに。ウイスキーやボジョレー・ヌーボーなど飲みながら歓談。途中から、K氏も参加。「私小説研究」という研究誌に携わっている方がいて、すこし話をした。
そういうわけで文学フリマ、無事終了。今回やって明らかになった反省点とよかった点を、次の活動に生かしていこうと思います。今後ともよろしくお願いします。