太平洋プロジェクト
2007-02-19T23:10:28+09:00
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航海日誌
Excite Blog
下原資翠初個展記念インタビュー
http://pproject.exblog.jp/6494972/
2007-02-18T00:29:00+09:00
2007-02-19T23:10:28+09:00
2007-02-18T00:29:45+09:00
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日誌
現代の生活に溶け込む書作品「ワテキスタイル」とは。
書を和紙にではなく、テキスタイルに書いたらどうなる?
そんな思い付きからはじまって、書は、ヨーロッパで古くからインテリアとして親しまれている「ファブリックパネル」の中に飛び込んだ。初の個展「ワテキスタイル」を白楽で開催中の書家・下原資翠と、その制作に携わった建築士・GLAMPOTに話を聞いた。(聞き手:太平洋プロジェクト編集部) ■書×テキスタイル。その動機
――普段はどんな書を書いていますか?
下原資翠(以下S) 古典書(楷書、行書、草書、隷書、近代詩、前衛etc)を書いています。
――それが今回、どうして布に書を書くことに? しかもパネルに?
S 書を自分のスタイルで表現したいとは、前々から考えていました。小さいころから書を習っていて、書は自分自身にとっては精神統一であり、同時にストレス解消でもあったりもするんです。けれど、あまり書に馴染みがない人も多いし、一般的には今の日本の生活様式とはマッチしていないな、という思いがありました。それで、日本の伝統ある書を、自分の感覚やスタイルで皆にとって近い存在にできたら、自分にも周りの人にも心地いいんじゃないか、と。
だから今回意識したのは、今の人の生活の中に溶け込める書を作るということでした。
――GLAMPOTはなぜ資翠の書をパネルにしようと?
GLAMPOT(以下G) 普段は一級建築士で、おもに店舗内改装や住宅リフォーム、それと家具制作をやっています。数年前からファブリックパネルが気になっていて、フィンランドの布を買って自分でパネルを作ったら楽しくて。今も知り合いに頼まれて作ったりしています。
資翠の作品を見たとき、書そのものというよりは筆のタッチが気になりました。日本の筆を使って、テキスタイルをデザインできたらおもしろいなあと思ったんです。
■少しずつ、「書」から自由になって
――まずは「舞」「音」の作品から。企画をはじめて最初期に書いた作品だそうですね。このあたりは他の作品と比べて、「書」の体裁が強く残っていますか?
S ええ。この時はまだ、自分の意識が古典書から抜け出ていない状態でした。
G そうそう。作品を見せてもらったとき、これはいわゆる「書」の印象が強いなあと思いました。白と黒だけだったし。パネルにするには色を使ったり、ストーリーがあるほうが、表現が伝わりやすいんじゃないかってSに言ったんですよね。
S せっかくパネルにするのだから、紙でできないことをやったほうが面白いよねっていう話になって。これ以降は、私もそれを意識するようになりました。
今、振り返ってみれば、特に「音」なんかは、パネルの見せ方としては不十分なところがあるかな、と思っています。パネルにした甲斐がないというか、書でいいじゃんっていう感じ。
――そうですか? これ、むしろパネルにしたことで、余白が生きてるような。横長で、水墨画の屏風のようだと感じました。音が響いている感じだ、っていう感想もありましたよ。
S そういうふうに言われるとうれしいですね。実は気に入っている作品でもあります。
――伝統的な書を長くやってきたわけですが、書を布に書くという行為に抵抗は?
S 意識としては抵抗っていうのはあんまりなかったです。でも、書いてみたら……すごく大変だった! 書き慣れている紙と違って、思うように筆が全然動いてくれないんです。こういう線を書きたい、と思って書いてもダメで。紙に書く以上に計算ができなかったですね。それに、乾くとすごい薄くなってしまったり、墨の色も自由に出せなかったです。最初のうちは。
――普段、仕事でTシャツや衣服に画を描いているんですよね?
S ええ。でもそれは布用のインクを使って描いているので、墨で書くのとはまったく違いました。だから今回、相当布地を無駄にしていますよ(笑)。
でもたくさん書いているうち、自分が教わってきた「書」での価値観とは違った、自分なりの完成形、というのが少しずつ見えてきました。
■「凛」をめぐって
――2006年12月頃、展示の開催場所が白楽の「doudou cafe」に決まりました。
S 私が住んでいる街の、よく行くカフェです。一人で行っても落ち着けて、いろんな人が集まってくるここの空気感が好きで、引っ越してきた頃から時々顔を出していました。
あるときふと、自分の作品がここの空気の一部になっていったらいいなと思い立って、太平洋やGLAMPOTにお願いして来てもらって。
――確かに、サロンのような雰囲気があるところですよね。
S ええ、そうなんです。具体的に場所が決まったら、そこからは動きが早かった。このころ、創作モードがピークに達していて、書きまくっていました。
――このころ、「凛」という字を沢山書いています。
S 「凛」は、前々から自分が大切にしているテーマのようなものなんです。自分が習ってきた書の心にも通じていて、また、なりたい自分像でもあります。古典書以外で初めて書いた字も「凛」ですね。
G ただ、実は「凛」はパネルにしにくい文字でした。自分は大きいパネルをつくりたい気持ちを持っていたので、資翠にお願いして、大きく力強く「凛」と書いてもらったんです。でも、それは結局パネルにはしませんでした。
――それはなぜ?
G まず、レイアウトの要素というのがあります。さっきも余白の話が出ましたが、大きい「凛」であっても、余白を広めにとることで、見える印象が全然違ってくるんです。折りこむための余白をとるようにとは事前に話し合っていたのですが、実際に作ってみたら、もっともっと余白があれば……ということになって。
それともう一つ。当然ですが、文字には意味がありますよね。「凛」という字は、その意味が強くて完結していて、無駄がなかった。だからそれをパネルにするのが難しかったんです。
S 今回作品として出している「凛」は、線がほそくてやわらかい感じになっていて、これまで私が書で書いてきた「凛」とはちょっと違っていると思います。パネルにすること、布に書くこと、今の生活に溶け込むことを全部考えて作ったら、そうなった。……でも、この「凛」については、別の機会でもう一度、納得できるまでやってみたいと思っています。
■手ごたえを感じながら作品に打ち込んだ年末年始
――あそぶ、朝日、一週間、器について。このあたりの作品は「書」から随分と自由になったという印象を受けます。
S そうですね。パネルとして完成度の高いものを書く、というのが身体でわかってきて、自分で手ごたえを感じながら作っていました。年末年始にかけて書いたものですが、忘年会・新年会など、集まりの誘いを断って、ひたすら作品に打ち込んでいました。
――色が入っていますが、何を使って書いているんですか?
S 顔彩といって、水墨画を書くときに使うものです。できるだけ書の要素を残してパネルにしたい気持ちがあったので、布用のインクではなく顔彩を使いました。墨も同じですが、乾くとやっぱり色が変わってしまうので、何度も書き直したりしています。
――このころGLAMPOTの事務所に集まって、パネル作りをしましたね。
G ワークショップみたいに、楽しんでもらいつつも手伝ってもらう、という感じで。久々に共同作業をしてみて、社会経験がある人はやっぱりいいなって改めて思った。というのは、普段若い人に仕事をお願いすることがあるんですが、こうしてほしいというのを伝えるのにすごい手間がかかるんですよ。非常に楽しかったです、文化祭の前日みたいで(笑)。
――今回制作にするにあたって、影響を受けたと感じる表現者は?
S 影響かどうかはわかりませんが、オノ・ヨーコさんの作品や表現に対する姿勢が好きなんです。いろんなものをそぎ落として、ぎりぎりのところで表現している。書にもよく似たところがあるし、今回のパネルもそういう姿勢で作って出てきたものというのがあると思います。シンプルだけど受け手の心に響く、彼女の作品は一つの理想です。
■自分のスタイルで、心をこめて作っていきたい
――全体の出来として、自分ではどう感じていますか?
S 習ってきた「書」から初めて自由になって、古典書ではないかたちで表現する、その第一歩になったとは思っています。それと、自分が感じている時代の空気を取り入れながら作品を作ることができました。
でも、自分が学んできたことを、最大限に表現するところまではいっていないと思います。自分のスタイルとして、まだ確立できていないので。
――それは次回の課題ということですね?
S はい。まだ布とパネルに十分に慣れたわけではないので、もっと研究を重ねて、いろいろ作っていきたいなあと思っています。それから、今回は技術的なところに意識をとられたという気もしているんです。次回はもっと心をこめることを意識していけたらいいですね。
――ありがとうございました。次回作を楽しみにしています!
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下原資翠 書展示「ワテキスタイル」
http://pproject.exblog.jp/6398491/
2007-01-28T09:03:00+09:00
2007-01-29T03:00:09+09:00
2007-01-28T09:03:32+09:00
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ニュース
「洋」もステキ、「和」もステキ。そんな私たちへ。
テキスタイルに出会ったら、伝統ある「書道」が、ずっと自由になりました!
「ワテキスタイル」は、今、これからのステキを表現する「書」です。
書家・下原資翠による、初めての展示会となります。
下原資翠 書展示「ワテキスタイル」
会期:2007年2月15日~28日(21日は休み)
会場:cafe doudou(東急東横線「白楽」駅下車 徒歩30秒)
開場時間:13時~24時
プロデュース:太平洋プロジェクト
企画・製作協力:GLAMPOT
お問い合わせ:太平洋プロジェクト]]>
ごぶさた
http://pproject.exblog.jp/6309476/
2007-01-27T23:53:00+09:00
2007-01-28T10:36:15+09:00
2007-01-08T22:36:58+09:00
pacific_project
日誌
年も明けました。遅れましたが、本年もよろしくお願いします。
夏以来の更新。ここのところ、随分いそがしくしていました。
しかし!
何もしていなかったわけではありません。
誰かには幽霊プロデューサーと言われながら、
昨年より進めてきた企画がついにはじまります。
続きは明日。]]>
「天然コケッコー」が映画化
http://pproject.exblog.jp/5289692/
2006-07-18T22:22:00+09:00
2006-07-19T14:20:21+09:00
2006-07-18T12:52:40+09:00
pacific_project
日誌
少女漫画界の大御所、くらもちふさこさんの代表作「天然コケッコー」が、「三井のリハウス」のCMなどで人気急上昇中の女優・夏帆(15)主演で映画化されることが16日、分かった。島根の田舎に暮らす少女の初恋物語で、くらもち作品の映画化は初めて。昨年、「リンダ リンダ リンダ」で注目を集めた若手の山下敦弘監督(29)が演出を担当する。(以下略、スポーツ報知) 見出しが目に入ってきておろおろした。うーん、こわいです。
もちろん期待したいですが、果たして、映画で表現できるのか? そんな不安が頭のなかをかけめぐる。今月25日から島根でクランク・インということ。
興味をお持ちの方で、もしまだ漫画を読んでいない人がいらしたら、公開前に読むことを強くおすすめします。リスクヘッジというのかな、おそらくそのほうが・・・・・・。]]>
花火大会前夜
http://pproject.exblog.jp/5269285/
2006-07-15T17:20:00+09:00
2006-07-16T02:21:53+09:00
2006-07-15T17:20:30+09:00
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日誌
沖縄にでも行きたいなと思って、テンプレートを変えてみました。
セブンイレブンで売っている黒糖モナカがおいしいです。
筋金入りの沖縄好きである某氏は元気でしょうか。
しばらく前から一人暮らしで、最近はよく料理をしています。
レパートリーが増え続けていて、主夫になれそうな勢い。ならないけどな。
さて。明日山下公園にて、花火大会が行われます。19時半から。
みなさん、ぜひお越しください。
ただしどんな場所でもものすごく混むので、覚悟のうえで。
虫除けスプレーがあるといいですね。
花火といえばずっと前、学生の頃、線香花火を扱った映画に出演したのを思い出した。
公園のなか、一人でひたすら花火をし続ける役でした。
それから自分自身でも、花火や線香花火の出てくる短編を書いたことがあります。
伝書鳩の脚に結び付けられているのが手紙じゃなくて導火線で、
夜空に美しくはじけるのを父と子が窓から眺めている、という話。
花火には、作品をつくる気にさせる何かがあるのかもしれません。
アウトプットしたいと思っている人も、花火大会に来るといいんじゃないのかな。
ではでは。
明日横浜を訪れるみなさんに、よいことが起きますように!]]>
ハマ経で紹介されました。
http://pproject.exblog.jp/4833446/
2006-05-28T20:37:00+09:00
2006-05-29T10:54:50+09:00
2006-05-28T20:37:57+09:00
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日誌
トリエンナーレは横浜に何を残した? 市民報告書で読み解く2008年への課題]]>
過剰本質ってなんだ
http://pproject.exblog.jp/4825082/
2006-05-28T00:50:00+09:00
2006-05-29T02:18:27+09:00
2006-05-28T00:50:53+09:00
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日誌
太平洋プロジェクトではいま、コラボレーション企画が動いている。それはオリジナルの書をファブリック(布)に書いてパネルにしてみよう、というものだ。時間をかけてやっているのだが、これがなかなかおもしろいことになっている。打ち合わせするたびに発見があり、広がったり深まったりする。(写真はラフ)
メンバーは手描きの洋服デザイナーで書を書いているSと、幼なじみで建築士のA。Aが趣味でファブリックパネルを作っている。同世代で横浜出身で通った高校まで同じ、と共通点は多いものの、それぞれ社会に出てから短くはない年月が経っているから、使っている言語はかなり違っている。
そこで、自分はそれぞれの狙っている方向を接続するような役割ということになる。それは具体的には、特に何もしないでその場にいて、「ただおもしろがっている」ということだ。
そういうときに、~はこういうのをやったらどうか、と自分から生まれるアイデアはなぜか大抵つまらない。たぶん、自分がプレイする立場にいないからではないか。それよりプレイする人それぞれの見地から具体的に思いついたものを実現させたほうがはるかに力強い。そういうことがわかってから、こんなときには自分はおもしろがって話を聞いていればいいのだと思うようになった。もちろん自分がプレイするときには逆になるのだが。
それでこないだメールでやりとりしていておもしろかったのは、Aの「過剰本質」という言葉だった。日によって自分の書が変わっていく、とSが書いたそのレスで、建築用語でもないのだろうが、「過剰品質」になるより「過剰本質」をめざすほうがいいんだ、太平洋ではそういうふうに作りたい、とAは書いていた。
まず、過剰でやろう、というのがおもしろい。普段Sは組織のなかにいて、限られた時間と予算内で最大限の力を出すようにして、商品であるTシャツに手描きで絵を描いている(はずだ)。そこでは安定した品質は求められるだろうが、なにか過剰なものが必要とされることはたぶんない。というか多くの場合、過剰は切り捨てられるものだろう。それと同じことを、自前の企画でやる必要などない、ということだ。
次に品質と本質についてだが、表現においては本来的には、本質をどれだけ正確に伝えるかをめざす態度が品質志向である、と言えそうだ。本質をメッセージと言い換えてもいい。しかし、既存の品質の方法論や美的感覚にからめとられてブレーキがかり、本質にたどり着けなかったりすることはよくある。そうなると、どれだけ質は高くても響かないものができあがるし、作り手にも不全感が残る。
そこに陥るべきではない、とAは言っているのだと思う。表現においては、本質を求めて自分の手綱が断ち切れるようなところまで行く。自分で抑えない、やりすぎている、と思うぐらいまで行ってしまっていい。そうすることで結果的に新しいもの、美しいものが生まれる、かもしれない。その力を愚直に信じるということ。
そういうことだ。楽しみになってきた。
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ある夜のカレー
http://pproject.exblog.jp/4803022/
2006-05-26T02:27:00+09:00
2006-05-28T14:45:13+09:00
2006-05-26T02:27:22+09:00
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日誌
こないだも仕事帰りに思い立って、有楽町店に寄った。
食券を買ってカウンターに座って店主に渡すとすぐに出てくる。うん、そうそうこれ、このスパイス。チキンもルウとぴったり合っていて。にんじんやじゃがいもが丸いのもたのしい。おいしさが安定しているから、気持ちが落ち着いてくる。あー、来てよかった、と思う。少し前からパク森を意識したようなキーマカレーがメニューに加わっていたが、そういうことをしなくてもいんでぃらにはカシミールがあるからいいのにな、と思う。
しかしそのとき、隣の男女二人がなにやら語っているのが耳に入ってきた。ヨーロッパにおけるカレーの歴史というのは、云々。あたしがロスにいたころは、云々。まさか、と自分の耳を疑った。ここはいんでぃらなのだ。カウンター6席程度のちいさな店だ。二人の会話はかみ合っておらず、お互いに自分が興味あることを話しているのみ、という印象。ちらっと見てみる。二人とも、カレーが全然進んでいなかった。
チキンを口にほおばりながら、気分がみるみるさがってくるのを感じた。せっかくの夕飯なんだ、おいしくカレー食べさせてくれよ、と哀願をこめた光線を送ったものの、彼らに届くことはなく、会話は続いた。店員の一人がどこか落ち着かない様子で裏に引っ込んだ。仕方なく、さっさと済ませて出てきてしまった。まあ、もともと長居するような場所でもないけれど。
一人でも誰かと一緒でも、食事は楽しみたいなあ。いい時間にしたい。
まあいい。そのうちまた行こう。]]>
ぽえむ・ぱろうるが閉店
http://pproject.exblog.jp/4503106/
2006-04-28T00:42:00+09:00
2006-04-29T13:31:52+09:00
2006-04-28T00:42:10+09:00
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日誌
日本初の詩の本の店として開業し、多くの詩人や詩の愛好家が足を運んだ豊島区南池袋の「ぽえむ・ぱろうる」(西武百貨店書籍館3階)が、今月末で34年の歴史に幕を下ろすことになった。同店には、閉店を惜しむ多くのファンが全国から駆けつけている。(読売新聞より、以下略) ぽえむ・ぱろうるには20代前半から後半にかけて、ときどき立ち寄った。棚全体に文学のオーラが漂っており隙がなく、行くとしゃんとして気合が入り、かつ安心した。池袋というにぎやかな街のなかで落ち着ける数少ない場所のひとつだった。かかわっていた同人誌を置かせていただいたことがある。
いつも空いていて、せまい空間にもかかわらず椅子があり、詩を拾って読むのにちょうどよかった。吉増剛造「花火の家の入口で」。松浦寿輝「口唇論」。岡田史子の作品集はここで読んでしまったのではなかったっけ。まだ、ジュンク堂が池袋にできていないころだ。
職を探してぶらぶらしていたとき、ふと思いついて店のひとに働けないかと訊ねたこともあった(いまは募集していません、と断られた)。
お世話になったこの書店がなくなってしまうのはやはりさびしい。どこかにかたちを変えて残ることはあるのだろうか。いずれにせよ、閉店前にいちど足を運びたい。
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本作り
http://pproject.exblog.jp/4494723/
2006-04-27T01:08:00+09:00
2006-04-27T03:01:31+09:00
2006-04-27T01:08:09+09:00
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アート
こんな本です。↓
「トリエンナーレからシティアートへ ~市民が見た横浜トリエンナーレ2005」
国際展でありながら、たくさんの人々がさまざまなスタンスでアーティストや作品にかかわりをもてる場となった横浜トリエンナーレ2005を、市民の側から多角的に捉えたドキュメント。発行は横浜市芸術文化振興財団、企画・制作は横浜シティアートネットワーク市民広報「はまことり」で、定価1000円。
トリエンナーレの像を結ぶためのひとつの材料となること、次のトリエンナーレや広くまちやアートへかかわりをもつうえでの一助になるといいと思います。
取り扱い書店がいくつか決定していて、以下の書店や画廊などでは、GW中に店頭に並ぶ予定です。よろしくお願いします。
<東京>
ナディッフ
<横浜>
ZAIM, トリエンナーレステーション(日本大通り)
有隣堂(伊勢佐木町本店、ランドマーク店、横浜西口ルミネ店)
Bank ART 1929
ギャルリーパリ]]>
ごぶさた
http://pproject.exblog.jp/4402319/
2006-04-15T21:49:00+09:00
2006-04-16T02:13:00+09:00
2006-04-15T21:49:09+09:00
pacific_project
日誌
書きはじめよう。
ごぶさた。桜、散っちゃったねえ。
でも、きのうの明け方にみた八重桜、きれいだった。
いまの気分?
しばらく会ってないひとに、とるにたらない近況をだらだら話したい。
めがねをつくったこととか、いま新しいことにとりかかっていることとか。
流行の渦中になってからめがね男子の仲間入りなんて、かっこつかないよなあ。
セント・ジェームスのボーダーTシャツとめがねは自分には似合わないって昔からの考え、
別に曲げたわけじゃないんだ、ただ仕事で目をやられちゃってさ。
言い訳がましく聞こえるかよ。
めがねは元町の老舗の店で。
あ、言っちゃった。
さりげなく伝えるつもりだったんだけど。
いろんなことを話さないまま出来事が増えていって、季節はくるくる変わる。
でも、あなたもわたしもなんとかやれている。それでよし。]]>
「沖で待つ」
http://pproject.exblog.jp/4139728/
2006-02-10T23:28:56+09:00
2006-02-19T23:36:50+09:00
2006-02-10T23:27:08+09:00
pacific_project
日誌
通勤電車のなかで読み始めて数行で鼻のあたりがつんとして、やばいなと思った。案の定、ページをめくるたびに涙がぽろぽろ流れてきた。鼻をすすりすすり、かろうじて浜松町で降りて山手線に乗り換えた。
総合職女性が初めて文学になった、ということであるが、男女問わず働く社会人なら共感できる内容だ。かつ、働くことを躊躇するような若い方が読んでもすんなり入れる入り口がちゃんと用意されている。むしろ、丁寧に作りこまれたポップ・ソングであるように感じたが、いかがだろう。
絲山秋子は小説だけでなくエッセイもおもしろい。小説現代という雑誌に載っているエッセイ「絲的メイソウ」はキレがあって、楽しみにしている。
そういえば、昔読んだ漫画のなかに「おまえはまだ沖にすら出ていない」というネームが出てきて、当時グッときたことを思い出した。ずいぶん時間が経ったのだなあ。]]>
風邪治る/CDが届く
http://pproject.exblog.jp/4124675/
2006-02-08T02:04:00+09:00
2006-02-08T10:20:57+09:00
2006-02-07T02:04:35+09:00
pacific_project
日誌
前の会社でともに仕事をしていたTさんから、CDが届いた。
Tさんとは、昨年の前の会社の忘年会で再会した。いろいろと大変な思いをしながらともにがんばってきた人の一人である。ライターをするかたわらバンドDIRTRUCKSを結成したばかりと聞き、CDができたら送ってもらう約束をしていたのであった。
最近、欧州ツアーに行って、戻ってきたところだという。いきなりヨーロッパ、というのが驚きでもあり、Tさんらしくもあると感じられる。アルバムのタイトルは「Ordinary Bad Girl」。イカシてます。
そんなTさんの好きな言葉の一つは、High Energy,Low IQ。逆はない、と強調していた。仕事の合間、ちょっと一服しているときに出てきた言葉で、なんだか今でも覚えている。
Low IQというには高い教養の持ち主であるように感じるのだが、音楽っぷりから、Tさんの思想がブレずに一貫していることが伝わってきた。これからが楽しみ。]]>
風邪/ブログ開始
http://pproject.exblog.jp/4080266/
2006-01-26T23:53:00+09:00
2006-01-28T01:52:43+09:00
2006-01-26T23:53:54+09:00
pacific_project
日誌
思えば遠くへ来たもんだ。
ブログのタイトルがいい。しかもサブタイトルに「道産子エレジー」とある。ただただ、楽しみである。
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『いつか読書をする日』を観た
http://pproject.exblog.jp/4057238/
2006-01-20T23:59:00+09:00
2006-01-21T17:26:18+09:00
2006-01-21T14:05:05+09:00
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日誌
この作品のなかに出てくる書くことと読むことは、昔からよく知っている場所のようで、かつてそこに含まれていた記憶が確かにあると感じられた。でも同時に、現在ではそこからはみだし、遠のいてしまったようでもある。せつなくなった。大場美奈子を演じる田中裕子がすばらしい。観てよいと思える映画だった。
それから、大場美奈子の昔の恋人高梨槐多(岸辺一徳)が、通勤中などに俳句をひねろうと口にのぼらせてみては、だめだこりゃ、とか、才能ないな、などと独りごちる場面が可笑しかった。]]>
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