ぐるぐる
2005年 10月 19日
甥と姪とぼくの三人のあいだだけで共有している、ぐるぐる、という遊びがあります。
休日に部屋で書き物などしていると彼らがやってきて、しばらくはゲームボーイをやっていたり、遊戯王のカードを見せてくれたり、裏紙に架空の生き物だとか目のきらきらした女の子を描いているのですが、突然どちらかが――たいてい姪だ――とびきりいい思いつきをしたみたいに、あ、そうだ、ねえ、ぐるぐるやろうよ! と言います。ぐるぐるのはじまりはいつもそんな感じです。
1、シュラフ(寝袋)に甥か姪が入って横たわる(ぼくは時々シュラフで眠る癖があるのです)。
2、ぼくがシュラフにくるまった甥(姪)を抱き上げ、ぐるぐると高速で回転する。
3、シュラフを放り投げ、たたんだ布団の上に(ふわりと)着地させる。
昼間しかできないのですが、これが彼らにはじつにスリルがあるようで、何度やってももう一回、となり、今度はロング・ロング・ロング・バージョンで、とエスカレートしていく。スーパー・ストロング・スピードで、とか。
最近は学校で習ったのか、甥が裏紙に簡単な表を書いて、一人がぐるぐるを一回やったらマルをつけて交替することになっています。でも途中いつのまにか、お兄ちゃんばっかりずるい! おまえはもうやっただろう! となるので、ほら、喧嘩しないよ、となだめつつ、甥・姪各5つずつマルがついたところで、ぼくがちょっとくたびれた。聞いたら甥はもう、30キロあるらしい。どうりでな。
疲れたね、と言うと、どちらかともなく冷蔵庫から洋梨のジュースを持ってきてくれて、3人で乾杯(なんに乾杯なんだか)して飲みました。ジュースおいしい。
ねえ、休憩したらまたやるでしょ? と姪。今度はおれからだね、と甥。
行き道がいっしょになった職場の人にそんな話をしたら、けっこういい運動になったんじゃない? と言われて、なるほどと思った。ぐるぐるの理想的な遊び方は、甥・姪にアミューズメント、自分にエクササイズですね。
全国の甥・姪を愛するみなみなさま、ぐるぐる、はじめてみてはいかがでしょうか。
休日に部屋で書き物などしていると彼らがやってきて、しばらくはゲームボーイをやっていたり、遊戯王のカードを見せてくれたり、裏紙に架空の生き物だとか目のきらきらした女の子を描いているのですが、突然どちらかが――たいてい姪だ――とびきりいい思いつきをしたみたいに、あ、そうだ、ねえ、ぐるぐるやろうよ! と言います。ぐるぐるのはじまりはいつもそんな感じです。
1、シュラフ(寝袋)に甥か姪が入って横たわる(ぼくは時々シュラフで眠る癖があるのです)。
2、ぼくがシュラフにくるまった甥(姪)を抱き上げ、ぐるぐると高速で回転する。
3、シュラフを放り投げ、たたんだ布団の上に(ふわりと)着地させる。
昼間しかできないのですが、これが彼らにはじつにスリルがあるようで、何度やってももう一回、となり、今度はロング・ロング・ロング・バージョンで、とエスカレートしていく。スーパー・ストロング・スピードで、とか。
最近は学校で習ったのか、甥が裏紙に簡単な表を書いて、一人がぐるぐるを一回やったらマルをつけて交替することになっています。でも途中いつのまにか、お兄ちゃんばっかりずるい! おまえはもうやっただろう! となるので、ほら、喧嘩しないよ、となだめつつ、甥・姪各5つずつマルがついたところで、ぼくがちょっとくたびれた。聞いたら甥はもう、30キロあるらしい。どうりでな。
疲れたね、と言うと、どちらかともなく冷蔵庫から洋梨のジュースを持ってきてくれて、3人で乾杯(なんに乾杯なんだか)して飲みました。ジュースおいしい。
ねえ、休憩したらまたやるでしょ? と姪。今度はおれからだね、と甥。
行き道がいっしょになった職場の人にそんな話をしたら、けっこういい運動になったんじゃない? と言われて、なるほどと思った。ぐるぐるの理想的な遊び方は、甥・姪にアミューズメント、自分にエクササイズですね。
全国の甥・姪を愛するみなみなさま、ぐるぐる、はじめてみてはいかがでしょうか。
by pacific_project
| 2005-10-19 00:33
| 日誌