サンボマスター
2005年 03月 10日
サンボマスターのセカンド・アルバム『サンボマスターは君に語りかける』を聴いている。突き抜けきった傑作のファースト『新しき日本語ロックの道と光』の熱はそのままに、今作では曲全体から温かさがにじみ出ている。いい。「美しき人間の日々」「夜が明けたら」「週末ソウル」など。
少し前、部屋に訪れる甥と姪に、CDプレイヤーで音楽を聴かせてみたことがある。まったく興味を示さない曲もあるなか(ジャズにはまったく関心がないようだ。まあ、そうか)、サンボマスターの『新しき日本語・・・・・・』をかけたら、イントロの数秒で二人の目がピカッと光り、身体が動いた。ヘイヘイヘイヘイ! というボーカルのかけ声からはじまるのだが、それが気に入ったみたいだ。
左耳にイヤホンをつけた姪は、その冒頭の箇所だけを繰り返し聴きたいようで、巻き戻しのボタンを押そうとする。だが、右耳にイヤホンをつけた甥は一曲を通して聴きたいようで、やめろよ、と言って妹を制そうとする。二人の間にいるぼくが、ほら、喧嘩するなら聴かせないよ、と言うと、兄である甥が少し不満そうな顔のまま、順番だからな、と妹から身を離す。そう、それでいい。音楽は君たちが喧嘩をするためにあるわけじゃない、仲良くやってほしい、なんて考えたりする。
それからしばらくの間、甥と姪が部屋に来るなり、ねえ、Y、またあのヘイヘイヘイヘイ! っていうのかけようよ、と言っていた時期があった。
少し前、部屋に訪れる甥と姪に、CDプレイヤーで音楽を聴かせてみたことがある。まったく興味を示さない曲もあるなか(ジャズにはまったく関心がないようだ。まあ、そうか)、サンボマスターの『新しき日本語・・・・・・』をかけたら、イントロの数秒で二人の目がピカッと光り、身体が動いた。ヘイヘイヘイヘイ! というボーカルのかけ声からはじまるのだが、それが気に入ったみたいだ。
左耳にイヤホンをつけた姪は、その冒頭の箇所だけを繰り返し聴きたいようで、巻き戻しのボタンを押そうとする。だが、右耳にイヤホンをつけた甥は一曲を通して聴きたいようで、やめろよ、と言って妹を制そうとする。二人の間にいるぼくが、ほら、喧嘩するなら聴かせないよ、と言うと、兄である甥が少し不満そうな顔のまま、順番だからな、と妹から身を離す。そう、それでいい。音楽は君たちが喧嘩をするためにあるわけじゃない、仲良くやってほしい、なんて考えたりする。
それからしばらくの間、甥と姪が部屋に来るなり、ねえ、Y、またあのヘイヘイヘイヘイ! っていうのかけようよ、と言っていた時期があった。
by pacific_project
| 2005-03-10 01:25
| 音楽