航海日誌


by pacific_project
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

これから

 仕事帰りにK氏と渋谷ワイアード・カフェ。今後の活動について前打ち合わせをした。
 スクランブル交差点を渡る途中、J・アーヴィングの名前が出て、ふいに強烈に読み返したくなった。映画(『ドア・イン・ザ・フロア』)も。帰ってから確認したらまだ上映されていた。よかった。観に行こう。メモっとく。
[PR]
# by pacific_project | 2005-11-29 01:54 | 日誌

文学フリマのこと

b0005668_205016.jpg 11月20日、秋葉原の中小企業振興公社にて第4回文学フリマが行われました。今年は去年より30団体多い、150以上のサークル・団体が出店。全国から集まったサークル・団体が自ら「文学」と考えるものを売るこのイベントに5時間で約1000人の一般来場者が集まりました。学生もニートもフリーターも勤め人もアクティヴシニアも、作家も批評家も出版社も、文学フリマではノー・ボーダー。


 10時40分ごろAと会場入りすると、早くもたくさんの人が並んでいた。人がわらわらしているので落ち着かず、そわそわしながら本を並べる。左の斜向かいが作家の中沢けいさん率いる学生の方々で、逆の斜向かいが去年隣だった幻視社の方々。
 12時すぎ、K氏到着。チラシ兼POPを制作してきてくれて、みなで黙々と本につけていく。そのあいだにも目の前にお客様が現れ、サンプルを手にとってぱらぱらめくっている。

 見本誌のブースで見てよかったので買います、という方がいる。サイトを見たことがあるからちょっと買ってみますね、という方がいる。見開き2ページの掌編を立ち読みして買ってくださる方もいれば、本の内容や団体についてじっくり訊ねる方もいる。去年の作品について感想を話してくださる方や、銀座のペッパーズでお会いして来てくださった方など、じつにいろんな売れ方をしていき、本当に勉強になる。改めてみなさま、どうもありがとうございます。

 14時半すぎ、O氏到着し入れ替わりで休憩。そばをちょっと食べて2階をざっと見る。その後、1階もぐるっと回って、去年お会いしたことがある方に挨拶をする。あまりゆっくり見ている時間がなかったが、気になるブースがいくつかあって何冊か本を買った。LOL(ろる)など。
 16時、終了。5時間はあっという間だった。中沢さん率いるブースの方々と合同で銀座にて打ち上げを行うことに。ウイスキーやボジョレー・ヌーボーなど飲みながら歓談。途中から、K氏も参加。「私小説研究」という研究誌に携わっている方がいて、すこし話をした。

 そういうわけで文学フリマ、無事終了。今回やって明らかになった反省点とよかった点を、次の活動に生かしていこうと思います。今後ともよろしくお願いします。
[PR]
# by pacific_project | 2005-11-26 20:56 | ニュース

文学フリマ無事終了。

 第4回文学フリマ、無事終了しました。
 会場は大盛況で、あっという間に5時間が経ちました。今回制作に携わったみなさま、ごくろうさまでした。ブースに来てお買い上げいただいた方、どうもありがとうございました。
 詳細はまた後日に。
[PR]
# by pacific_project | 2005-11-21 01:56 | ニュース

文学フリマに参加します

■太平洋プロジェクト、第4回文学フリマで展示・販売

 11月20日(日)、秋葉原の中小企業振興公社にて開催される文学フリマに参加します。文学フリマとは、既成の文壇や文芸誌の枠にとらわれず〈文学〉を発表できる「場」を提供すること、作り手や読者が直接コミュニケートできる「場」をつくることを目的としたイベントで、今年が4回目。
 昨年に引き続き、2回目の参加となる今回は、このたび創刊したリトルマガジン「太平洋」および、結成後文学フリマをきっかけに初めて制作した小説誌「太平洋プロジェクト」を販売します。ブースは1階、A-52となります。よろしくお願いします。

文学フリマHP:http://bungaku.webin.jp/
主催:文学フリマ事務局
開催日時:2005年11月20日(日) 11:00~16:00
場所:東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎(秋葉原ワシントンホテル並び)
アクセス:JR線・東京メトロ日比谷線秋葉原駅徒歩3分(中央改札口から右に進む)
      都営地下鉄新宿線岩本町駅A3出口徒歩5分

[PR]
# by pacific_project | 2005-11-17 23:59 | ニュース

LSD再び

 どう、最近走っているの? とある人に言われて、あ、と気づく。走っていない。制作期間に入って徹夜して執筆したり打ち合わせで飲んだりして、まったく走らなくなっていた。
 一段落着いたのだからまたはじめようと思い、すこし早起きして団地の外周を走った。前に走っていたとき見かけた猫がやはりおんなじ場所にいて安心する。しばらく使っていなかったから脚が思うように動かなかった。まあ、徐々に慣らしていこうと思う。
 そういうわけで、ゆるく長く走ることを再開。たぶんときどき、さぼりさぼり。

※LSD=ロング・スロー・ディスタンス。ゆっくりと長い距離を走ること。

 夜、仕事帰りにジュンク堂。ランキングにあがっている白石昌則/東京農工大学の学生の皆さん「生協の白石さん」を斜め読みする。ふむふむ。ほっとなごむ感じ。そういえば、書店員で同じくらい粋で気持ちのよい接客をする方を知っているなあ、なんてちょっと思う。
 文芸書コーナーでシオドア・スタージョン「一角獣・多角獣」を発見。スタージョンの本はここ数年びっくりするぐらい続けざまに出ていて、絶版になっていたこの本もついに復刊した。中学か高校のころタイトルと表紙に惹かれて読んだ「人間以上」以来、気になる作家だ。「夢見る宝石」「きみの血を」などは夢中になった記憶がある。「キャビアの味」などさまざまに語られるが、すこぶるシンプルな作家のように感じる。楽しみです。
[PR]
# by pacific_project | 2005-11-14 23:43 | 日誌

ペッパーズ無事終了。

 ペッパーズ・ギャラリー「リーディングⅢ」内「ペッパーズ書店」、無事終了しました。ペッパーズスタッフのみなさま、来てくださったお客さま、お買い上げいただいた方、台帳にメッセージを書きこんでくださった方、どうもありがとうございました。
 なんといっても感想をダイレクトに知ることができたのが、今回のもっとも貴重な経験でした。これを存分に活用して、今後の活動に生かしていきたいと思います。
 また、イラストや立体作品など、さまざまなジャンルの作家さんたちと出会えるとてもいい機会になりました。これからもよろしくお願いします。

#緊急企画の「ライティング」は掌編一本を完成させました。

 搬出後、来られたメンバーで飲みました。Kさんは新しい仕事の初出勤日。職場は六本木ヒルズだそう。限りなくゆるく、銀座の夜がふけていくのでした。
[PR]
# by pacific_project | 2005-11-12 23:59 | 日誌

直球。

 通勤の電車のなかで、小山清の短編「落穂拾い」(『小山清作品集』、講談社文芸文庫所収)を読んだ。小山清は東京・浅草生まれ、太宰治に師事した作家で、名前だけは聞いたことがあったが、読むのは初めて。
 身の回りのことを日記のように書いているだけなのだが、無駄のない文章で引きこまれる。主人公は売れない男の小説家。冒頭すこしして、いきなりどまんなかの直球が飛んできた。
 
  誰かに贈物をするような心で書けたらなあ。(小山清「落穂拾い」)

 いや、まいった。そうくるか。確かにそうだ。そうだが、こんなふうになんの屈託もなく書けるのがすごい、と思ったのであった。さまざまに技巧がこらされた文章もいい。だが、こういう直球に打ち抜かれることほど鮮やかな瞬間もない。目がさめ、思わずページの端をちょっと折った。
 作品はその後、主人公の小説家と古本屋を営む少女とのやりとりが描かれている。簡潔で明晰な描写で、すっと心の奥まで入りこんでくる。終わり方も本当にすばらしい。文句なく、傑作。
 売れなかった作家のようだが、太宰治が認めるだけのことはあるかもしれないなんて思う。
 しかし、いい作家、いい作品というのはたくさんあるのですね。いい作家や作品をご存知の方がおられたら、ぜひ教えてください。

 昼、有楽町でOさん。「太平洋」の作品について。本の話。
[PR]
# by pacific_project | 2005-11-10 23:20 | 日誌

品川の夜

 リトルマガジン「太平洋」ができたことははじめの一歩。さっそくこの本を足がかりに次にどうやって活動を展開していこうかとあれこれ考え中なのだけれど、いまの職場でいつもお世話になっているMさんに相談したところ、仕事でお忙しいなか話を親身に聞いてくださり、いくつかの提案をいただいた。ありがとうございます。
 しかし、自分は本当に恵まれた環境にいると思う。これを生かさなくては。

 仕事後、品川で高校友人のYと飲む。じつに久しぶり。リトルマガジン「太平洋」を見せる。今後の活動についてアドバイス。企画職のYはやはりプロで、なるほど、というヒントをたくさんもらう。慣れないことはすぐ忘れるので、ケータイに一つ一つメモする。
 12月になったら鍋。先日美容師の方から聞いた組踊りの話をしたら、来年あたり沖縄に行こうか! という話など。Yは楽しい集まり、というのが本当に好きだ。いいお酒になった。
[PR]
# by pacific_project | 2005-11-09 23:59 | 日誌

太宰治、洋服、動物病院

 次の作品の資料集めで横浜市中央図書館へ。途中の坂で来週オープンのこじんまりしたカフェを発見する。ぜひ行ってみたい。図書館のすぐそばのカフェなんて、借りてきた本をちょっと読むのに最適な環境だ。いたいところを突いてくるではないか。

 返したのはちょっと前に借りてやや延滞になっていた太宰治の全集。「駆け込み訴へ」「清貧譚」「おしゃれ童子」「服装に就いて」「女生徒」なんかを改めて読みたかったのだ。
 太宰治を「人間失格」や「斜陽」、あるいはなんとなく暗いイメージ、というところで毛嫌いしている方にたまに会うのだが(新潮文庫の装丁のデザインもちょっと暗めですしね)、このあたりの話を読んでみたらきっとイメージが変わるだろうにな、とぼくなどは思います。
 リュドミラ・ウリツカヤ「ソーネチカ」、シオドア・スタージョン「輝く断片」(この表題作、傑作)ほか数冊を借りて、みなとみらいのクイーンズ・イーストへ。

 スパイラル・マーケットに寄った後、久しぶりに洋服を見る。つい、見てしまう。A.P.C.とかアダム・エ・ロペとか45RPMとか、ぐるっと回っただけでじゃんじゃん目移りして、いろいろとほしくなってくる。ああ、制作に夢中で外に出ていなかったのだなあ、と気づく。秋はもうとっくに来ている(当たり前だ)。ぼくはおしゃれさんとか、ましてやチョイ悪オヤジとかにはなれないし、そもそもなるつもりも全然ないけれど、いくつになってもやっぱり服はほしくなっちゃいます、はい。

b0005668_53745100.jpg Aから電話があって、馬車道の事務所で打ち合わせ。都市とアートと緑について。ヘッドオフィス構想。北仲ブリックってなに? という話。Sとのコラボ話、ファブリック・パネルを活用した掌編作品の展示、イベントの話など。ふくらむふくらむ。はじまったら止まらない。
 それはそれとして、Aはいま仕事で動物病院を手がけているようなのだが、こういう話を聞くとつくづく建築士というのはすごい仕事だな、と思う。現実の世界に存在し、人々が行き交う物理的な空間をつくっていくのだから。そんな仕事をしているAに非常な空想癖があるというのも、またおもしろいよなあ。(写真はAの事務所にあった模型)
[PR]
# by pacific_project | 2005-11-07 01:12 | 日誌
 10時50分ペッパーズ着。今日は一人。ただ、昨日どうしてもしなくてはならない作業があり、一睡もしていなかった。そういうわけで、店番2度目は睡魔との闘いからはじまるのであった。

 土曜なのだが、お客様の足は銀座の街と比例して、というほどでもないようだった。前回と引き続き、手に取ってくださったら接客しようと決めて座ってPCに向かっているものの、手に取らないまますっと脇を抜けて出口へ行ってしまう方がとても多い。
 レジの場所と作品が近すぎてお客様を警戒させてしまうのかもしれないと思った。そこで、スタッフの方が作業するスペースの入り口に、ちいさくて楕円の折りたたみテーブルを立て、そこにレジ、パンフレット、ペン立て、花を置いて簡易型のレジをつくって待ってみる。と、今度は客足がぱたりと途絶える。むう。

 14時すぎにスタッフの方がやってきて、休憩に出る。ぶらぶら歩いて見つけたインド料理屋でエビのカレーとナンを食べる。辛くておいしい。昔インドへ行ったとき、どういうきっかけでか忘れたけれど、ちいさな家に住んでいる青年から自家製の魚カレーをごちそうになって、それがとてもおいしかったことを思い出した。元気でいるといいなあ。

 それで戻ってくるとスタッフの方から、今日は16時までですが大丈夫ですよね、と確認され、ハッとする。平日と同じで19時まで開いていると勘違いしていた。しばらく延ばすことは可能だと言ってくださったので、すこし長くいさせてもらうことに。でも18時ぐらいまでそのまま静かな時間が流れていき、本日の書店員、終了。作品はやはりまだ途中。12日の最終日に仕上げたいと思います。

 帰り、中学のときぐらいから行っている近所の美容室で――そういえば当時流行の朝シャン*をして、バービーボーイズが宣伝していたムース、トレンディを使って髪型の微妙なテイストに悩んだりしたものだなあ――いつもお願いしているチーフに髪を切ってもらう。チーフは沖縄出身の方で、沖縄の伝統舞踊である組踊り(くみうどぅい)を横浜でやりたくていま構想を立てているという話。美容師以外にもいろんな顔がある方なのだが、その話は初めて聞く。「太平洋」の話をしたら、お客様が待ち時間に読めるようにと店に置いてくださいました。ありがとうございます。

*・・・朝のシャンプーのこと。バスタオルの使用回数が増え、洗濯する母に迷惑をかける。

 Yと電話。すごく久しぶり。2ヵ月半ぶりぐらいか。最近はテニスや趣味の馬に忙しかったということ。来週の平日夜に会うことになった。
[PR]
# by pacific_project | 2005-11-05 23:59 | 日誌