航海日誌


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ぽえむ・ぱろうるが閉店

さよなら「ぽえむ・ぱろうる」
日本初の詩の本の店として開業し、多くの詩人や詩の愛好家が足を運んだ豊島区南池袋の「ぽえむ・ぱろうる」(西武百貨店書籍館3階)が、今月末で34年の歴史に幕を下ろすことになった。同店には、閉店を惜しむ多くのファンが全国から駆けつけている。(読売新聞より、以下略)
 ぽえむ・ぱろうるには20代前半から後半にかけて、ときどき立ち寄った。棚全体に文学のオーラが漂っており隙がなく、行くとしゃんとして気合が入り、かつ安心した。池袋というにぎやかな街のなかで落ち着ける数少ない場所のひとつだった。かかわっていた同人誌を置かせていただいたことがある。

 いつも空いていて、せまい空間にもかかわらず椅子があり、詩を拾って読むのにちょうどよかった。吉増剛造「花火の家の入口で」。松浦寿輝「口唇論」。岡田史子の作品集はここで読んでしまったのではなかったっけ。まだ、ジュンク堂が池袋にできていないころだ。

 職を探してぶらぶらしていたとき、ふと思いついて店のひとに働けないかと訊ねたこともあった(いまは募集していません、と断られた)。
 お世話になったこの書店がなくなってしまうのはやはりさびしい。どこかにかたちを変えて残ることはあるのだろうか。いずれにせよ、閉店前にいちど足を運びたい。
 
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by pacific_project | 2006-04-28 00:42 | 日誌