『愛のエチュード』を観た
2004年 12月 10日
マルレーン・ゴリス『愛のエチュード』(2000年)を観た。フランソワ・トリュフォー『恋のエチュード』とタイトルが似ているが、原作はウラジミール・ナボコフの小説「ディフェンス」。映画はチェスより他に何もできない男が、恋に落ちたがゆえに自ら破滅するまでを描いた作品。詳しいあらすじやキャストはここで。
男はチェスの大会中、極度のストレスからチェスをやめるべきだと医者に告げられ、恋人と結婚してチェスなしの幸せな生活を築こうとする。しかし、頭のなかではチェスのことでいっぱいで、中断したゲームの手筋を考えており、ふとしたきっかけで再びチェスの側に向かう。この過程が女性の視点からリアルに描かれている。原作も読んでみたくなった。知的で上品で凛とした意志の強さをもっている令嬢役のエミリー・ワトソンが魅力的で、どこかで観たことがあるような気がしたと思ったら、『パンチドランク・ラブ』に出ていた。
男はチェスの大会中、極度のストレスからチェスをやめるべきだと医者に告げられ、恋人と結婚してチェスなしの幸せな生活を築こうとする。しかし、頭のなかではチェスのことでいっぱいで、中断したゲームの手筋を考えており、ふとしたきっかけで再びチェスの側に向かう。この過程が女性の視点からリアルに描かれている。原作も読んでみたくなった。知的で上品で凛とした意志の強さをもっている令嬢役のエミリー・ワトソンが魅力的で、どこかで観たことがあるような気がしたと思ったら、『パンチドランク・ラブ』に出ていた。
by pacific_project
| 2004-12-10 01:24
| 映画